就職活動でやっておくべきこと
3月で内々定を得る学生さんの傾向
早い時期に内々定を得る学生さんに共通しているのが「計画力がある。」「前倒しで行動する」ということです。 多くの面接官は早い時期に選考に受けに来ている学生さんに対して「志望度が高い」「計画性がある」という前向きな印象を持ちます。ですので、2月下旬から4月中旬の間に、集中的に面接を受けるスケジュールを固めておくことが重要になります。
あまり大きな声では言えないことですが、新卒採用側として優秀な学生をじっくり見極めながら採用したいという気持ちと並行して、なるべく早く採用の枠を埋めたいという心理があります。特に会社の1-3月は特に忙しく年度企画・決算関連等のヘビーな業務があり、それと並行して、面接官として駆り出される社員の方々の負担は皆さんが思っている以上に大きいものがあります。
もうここで感づいた方もいらっしゃるかと思いますが、早い時期での面接選考は受かりやすい傾向があると思います。(若干名採用の会社・超人気企業の場合は除きます。)逆に5月,6月以降になると採用枠も埋まってきており競争が激しくなります。また、選考の回が後半になればなるほど面接官は学生さんに対して色々と勘ぐる可能性も出てくるので、結果的に慎重に見極める傾向になります。さらに採用の枠も埋まってきていますので「厳選採用」になることが多いのではないでしょうか。
自分が採用側として見てきた経験上、3月から始まった第一回目の面接選考参加者の内定の倍率が約8倍だったのに対して6月の第四回目の面接選考の内定倍率が約30倍だったことがありました。もちろんその年が例外的だったということではなく、例年、面接選考の時期が遅くなればなるほど倍以上の倍率になっています。
もしあなたが志望度の高い会社の選考を受ける場合、他社の選考で面接慣れをしてから本命を受ける計画を立てていた場合、それは極力避けることをお勧めします。内定できるものも内定出来なくなってしまう可能性があるからです。
他の人よりも「早い時期」に就職活動の準備を万全にして、なおかつ早い時期の選考を受けることが内定を獲得するポイントだと思います。