就職活動でやるべきこと
最終面接まで進んで不採用になったら、人事に理由を聞いてみる。
最終面接まで選考が進んだのであれば、人事部としてはその学生さんに是非入社して欲しいと考えている場合が多いです。ですが、時として最終面接まで進んだのにも関わらず不採用になるケースもあり、また、そのような経験をお持ちの方もいるかと思います。
実際のところ、最終面接の合否は面接官である役員以上の方々が決めることがあるので、人事としても「なぜこんないい学生を不採用にしたんだ!」などと内心、やり場のない憤りを感じることはしょっちゅうあります。不採用の連絡をする際、学生さんのフォローをしたくなることもありますが、当たり前の話、それはこちらからは出来ません。また、学生さん側も聞きたくない場合もあるかもしれません。
もし、最終面接において不採用になった理由に関して、次のステップに活かしたい、或いは反省点を知りたいなどの前向きな理由であれば、メール等で質問する分にはよいのではないかと思います。特に最終面接で落とされるようなことがあった場合、何か見逃すことのできないようなミスがあったのかもしれないので、検証してみる価値はあります。会社によっては、答えてくれない場合もあるかと思いますが、学生の皆さんは就職活動という一番大切な時期に貴重な時間を割いて面接に来てくれています。当然、企業研究やエントリーシートの作成などに大事な時間と労力を費やされていることは人事の職員なら誰でも分かっています。ですので、節度さえ守れば、不採用の理由を聞くぐらいは常識的な観点から失礼に値しないと思います。